せせらぎのささやき Vol.14

11月19日に睡眠時無呼吸症候群の講演会に参加しました。

この病気は家族が息をしていないと発見されることが多いですが、肥満ではない方でも発症するかもしれません。日中眠いとか、熟睡できない方は一度ご相談ください。

11月21日は眼科の先生方による眼の病気の基本的な勉強会に参加しました。

普段はなかなか眼科疾患の勉強会がないので貴重な機会でした。白内障や緑内障、結膜炎など復習もかねていい勉強になりました。

せせらぎのささやき vol.13

10月29日、11月5日とつづけて皮膚の病気の乾癬の勉強会に参加しました。わたしは元々皮膚科医ではないので機会があればできるだけ参加するようにしています。乾癬は最近は非常によく効く薬が出ています。画期的ですが、やはりといいますか、高価なので高額医療費補助を受けてもそこがネックになるようです。当院では処方できないので、難治性の場合はろうさいなどに紹介します。

11月7日は遺伝子診断の講演会に参加しました。最近はインターネットで簡単に検査できます。現段階ではその結果をどう評価して今後に反映させるかは難しいようで、専門家からみるとまゆつば物の検査もかなりあるようです。しかし今後はさらに進歩することは間違いなく、遺伝子診断が当たり前の時代が来るみたいです。

 

せせらぎのささやき vol.12

9月12日耳鼻科の漢方の勉強会に参加しました。肩こり関連めまいの内容で、日常診療でも時々みかけます。勉強会の後2,3人に処方しましたが、きちんと見極めて処方すれば効果があるようです。

10月17日は皮膚科の勉強会に参加しました。かゆみの一般的な話で分かりやすく参考になりました。外用薬の使い方など改めて勉強になりました。その後、同じ会場の隣で肝炎の勉強会もあったためハシゴして途中から参加しました。

C型肝炎はいまや内服だけで治癒する時代になりました。私が研修医のころなどから比べると夢のようです。C型肝炎は輸血や予防注射の針などで感染した方が多く、意義があると思います。ただ非常に高価です(最高の薬剤で3ヶ月内服540万円ほど)ですが、補助が受けられれば月1万円で済みます。この差額は税金です。

せせらぎのささやき vol.11

8月22日にリウマチの勉強会に参加しました

当院は整形外科は標榜していませんがリウマチはある程度診断できるほうがいいと思い、時々整形外科関連にも参加しています。

今回の講演には足のリウマチに関する内容もあり、参考になりました。

8月27日は痛みに関する勉強会でした

さまざまな痛みについての話題がありましたが興味深かったのは腰を背中側に伸ばす運動をすると腰痛の80%が改善するといった内容でした。

ふだんから思うのですが、ひざや腰の背中側の筋肉を伸ばすことは膝痛や腰痛にいいと思います。私自身も膝痛に悩まされた時、整体の先生に太ももの裏側をマッサージしてもらって治りました

せせらぎのささやき vol.10

7月30日に医師だけではなく看護師さんや病院の事務員さんも交えた研修会がありました。「グリーフケア」という、家族や親しい方を亡くした方へのケアについてがその主題でした。

お子さんをインフルエンザで亡くされた方が講演されました。夜中に救急病院をたらいまわしにされ医療不信になりかけたようです。しかし最後にたどり着いた病院の医師や看護師さんが救急車が到着するずいぶん前から寒い外で到着を待ってくれたことに感激し、また治療や看護に熱心で心が救われたと話されていました。

その後、患者さんや家族に対する接し方や言葉使いなどについてグループに分かれて話し合いをしました。改めていろいろなことを考えるいい機会になりました。

 

8月20日痛み止めとそれに関連した胃腸障害についての講演がありました。

痛みは開業医を受診する最大のきっかけです。ついつい痛み止めとあわせて胃薬となりがちですが、ただただ胃薬を出せばいいという問題ではないという点を再認識できました。これからの診療にすぐに役立ちそうです。

せせらぎのささやき Vol. 5

5月14日に透析の勉強会に参加しました。

和歌山県は全国の傾向に反して、ここ数年透析の患者さんが増えているそうです。

腎臓の状態をチェックするにはやはり検尿検査がきっかけになるようです(特に蛋白と潜血)。わたしもふだんから尿検査には注意して診療しています。早めに発見して治療すれば治る病気もあります。

しかし全国的に透析の医師が腎臓内科の医師より多い都道府県は透析患者さんが多いみたいです。腎臓が悪くなると、透析の医師は透析治療へ導いてしまうということかもしれないです。

せせらぎのささやき Vol. 4

4月11日に小児科の勉強会に参加しました。呼吸器感染症、肺炎治療の勉強会です。

どの程度まで外来で治療できるか、どのような抗生物質を使用すればよいのか、など具体的で分かりやすい講演でした。

気管支炎や肺炎はどのタイミングで紹介するか悩ましいことがあるので参考にしたいと思いました。

また、その先生はただの風邪には漢方薬を使うと言ってました。すこし驚きました。