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せせらぎのささやき Vol.16
1月30日は漢方の勉強会でした。冬の風邪に効く漢方処方の講義でした。新しい知識が増え、有意義な講義でした。漢方薬は最初から内服しない、できない方がいるので、処方前には確認するようにしています。
2月4日は高血圧の勉強会でした。久しぶりの高血圧の勉強会だったので大勢の先生が以来s手間した。血圧は120くらいまで下げた方がいいとする研究が最近発表され、今後議論がありそうです。それが正しいとするとさらに血圧の薬を増やさないといけない患者さんが多くいるので薬の数が益々増えてしまうかも?
2月13日はまずB型肝炎の勉強会に出席しました。0歳の子どものB型肝炎の予防接種が定期接種(みんなが無料で接種できる)になります。今後大勢の外国の方が日本を訪れ、また日本人も海外に行く機会も増えると思うので、B型肝炎予防はいいことだと思います。
ついで在宅医療の講演会に途中から参加しました。在宅患者さんの96%を自宅で看取る福島県の先生の講演でした。そこまで達成するには高齢の在宅患者さんの生活全てを丸抱えすることです。それをするには在宅医療にほぼ全力を投入し、ケアマネさんや看護師さんやヘルパーさんはもちろん、複数の医師の協力も絶対必要です。わたしにはそこまでの覚悟はできないですし、外来診察も大切です。
せせらぎのささやき Vol.15
1月16日は泌尿器科の勉強会で前立腺肥大症の内容と耳鼻科の勉強会でアレルギー性鼻炎の講演を聴いてきまし。あのバイアグラによく似た成分の薬が前立腺肥大による排尿障害にも有効だそうですよ。アレルギー性鼻炎の方は、今や薬を長期間(3~4年)舌下投与して免疫力をつけ、花粉症を根本的に治療するというのが注目されていて、各耳鼻科さんで行われているようです。
1月21日は関節リウマチの勉強会でした。和医大にリウマチ・膠原病の新しい教授が就任されました。いままで和歌山にはこの方面の専門医が少なく、今後増えるといいなと思います。
1月23日は産婦人科の生殖機能温存の講演でした。癌に対する抗がん剤や放射線治療で卵巣がダメージを受け、妊娠できなくなるのを防止するといった内容でした。卵巣の凍結保存にもいろいろあるようです。
時々患者さんから当院の診療科以外のことで相談をうけます。それに対してできるだけお答えできるように診療の講演会にもできるだけ参加しています。
せせらぎのささやき Vol.14
11月19日に睡眠時無呼吸症候群の講演会に参加しました。
この病気は家族が息をしていないと発見されることが多いですが、肥満ではない方でも発症するかもしれません。日中眠いとか、熟睡できない方は一度ご相談ください。
11月21日は眼科の先生方による眼の病気の基本的な勉強会に参加しました。
普段はなかなか眼科疾患の勉強会がないので貴重な機会でした。白内障や緑内障、結膜炎など復習もかねていい勉強になりました。
せせらぎのささやき vol.13
10月29日、11月5日とつづけて皮膚の病気の乾癬の勉強会に参加しました。わたしは元々皮膚科医ではないので機会があればできるだけ参加するようにしています。乾癬は最近は非常によく効く薬が出ています。画期的ですが、やはりといいますか、高価なので高額医療費補助を受けてもそこがネックになるようです。当院では処方できないので、難治性の場合はろうさいなどに紹介します。
11月7日は遺伝子診断の講演会に参加しました。最近はインターネットで簡単に検査できます。現段階ではその結果をどう評価して今後に反映させるかは難しいようで、専門家からみるとまゆつば物の検査もかなりあるようです。しかし今後はさらに進歩することは間違いなく、遺伝子診断が当たり前の時代が来るみたいです。
せせらぎのささやき vol.12
9月12日耳鼻科の漢方の勉強会に参加しました。肩こり関連めまいの内容で、日常診療でも時々みかけます。勉強会の後2,3人に処方しましたが、きちんと見極めて処方すれば効果があるようです。
10月17日は皮膚科の勉強会に参加しました。かゆみの一般的な話で分かりやすく参考になりました。外用薬の使い方など改めて勉強になりました。その後、同じ会場の隣で肝炎の勉強会もあったためハシゴして途中から参加しました。
C型肝炎はいまや内服だけで治癒する時代になりました。私が研修医のころなどから比べると夢のようです。C型肝炎は輸血や予防注射の針などで感染した方が多く、意義があると思います。ただ非常に高価です(最高の薬剤で3ヶ月内服540万円ほど)ですが、補助が受けられれば月1万円で済みます。この差額は税金です。