せせらぎのささやき Vol.34

11月1日にインフルエンザの勉強会がありました。

今年から使うことができる新しいインフルエンザの薬はかなり期待が持てそうです。さらに、インフルエンザワクチンの話や、インフルエンザに関するいろいろな情報が聞けました。興味深かったのはインフルエンザ予防接種をうつと、インフルエンザの重症による死亡率や集中治療室に入る期間が少なくなるだけでなく、インフルエンザが流行しない時期の肺炎の感染率も下がるそうです。ほかにもいろいろな情報をクリニックの掲示板に掲載するので来院時に読んでみて下さい。

せせらぎのささやき Vol.33

8月25日に自閉症・ADHD(注意欠如多動障害)の勉強会がありました。今や正常と自閉症の境界はあいまいで、さらに自閉症とADHDの症状の判別が難しくなっているそうです。なのに自閉症とADHDの治療薬が異なるので、注意が必要みたいです。しかも本来は子供の病気のはずなのに最近は大人にでもADHDの症状が出てくるのでは?と議論になっているそうです。難しい病気だとおもいました。

9月13日は日赤救急の先生のドクターカーの講演を聴きました。医大にはドクターヘリがありますが、日赤にはドクターカーがあり、おもに和歌山市内で活動しているそうです。1分1秒をあらそう救急患者さんの処置に威力を発揮しています。この講演の少し前に大型台風が近畿を直撃し、和歌山市内も大規模停電が起こるなど混乱しました。こういったときにクリニックと病院で協力できないか?とか、医大や日赤といった大きな病院は普段の外来を減らして夜間や休日の救急体制を充実させるべきではないか?と、わたしが普段おもうことを質問させてもらいました。

せせらぎのささやき Vol.32

5月17日に高齢者医療の講演会がありました。80歳以上の高齢者になると、血圧やコレステロール値が高いほうが認知症が少ないというデータもある一方で、欧米では血圧は低ければ低いほどいいというデータもあるようです。日本人にあったものはなにか、今後議論になるようです。なかなか面白い講演会でした。糖尿病は高齢者でもしっかりコントロールしたほうがいいようです。

せせらぎのささやき Vol.31

2月8日に高血圧の勉強会がありました。内容としてはとくに目新しいものはなかったのですが、ひとつ興味深い話がありました。現在10歳に成長したの2007年生まれのお子さんの人口が半分になるのは何年先か?というものです。それがなんと97年先の107歳だそうです!平成生まれは長寿と聞いてましたがまさかここまでとは・・・と思いました。

せせらぎのささやき Vol.30 (病児保育)

平成30年1月9日より念願の病児保育がスタートしました。いろいろ大変でしたがとてもうれしいです。もう1ヶ月近く過ぎました。予想通りインフルエンザのお子さんを中心にほぼ連日利用いただいております。おうかがいした範囲ではお子さんの感想も上々のようでホッとしました。今後もがんばっていきます。残念なのは代行送迎の利用がいまだ0件です。またあまり知られてないからかもしれません。地道に浸透していけばいいかなと思っています。